水道水の不純物
水道水には意外に多くの不純物が含まれています。
ぱっと見ると水道水は透明でとてもきれいに見えます。しかし顕微鏡を使って細かくチェックしてみれば数え切れないほどの不純物を見つけることができます。
水道水は長い水道管を通って各家庭に供給されています。そのため水道管のさびや汚れがどうしても残ってしまいます。
またマンションやビルの場合は水道水がいったんタンクに溜められる仕組みになっています。したがってタンクの中にあるゴミが混入する可能性があるのです。
水道水の不純物としては微生物の残骸といった有機物も含まれます。浄水場で飲料に適した状態に殺菌されてはいますが微生物の残骸を100％取りのぞくことは困難です。
また、あまりにも細かい水中のごみは浄水場でも取りのぞくことができないケースもあります。その結果わずかな砂が混入していることも考えられます。
さらに浄水場では窒素ガスや酸素ガスといった電解しないガスも取りのぞくことができません。
そして殺菌のために混入される塩素も、いわば水道水の不純物と言えるでしょう。
不純物は水の味をまずくしてしまいます。水道水の不純物を取りのぞくためには浄水器を使うことが挙げられます。
また蒸留水器を使って不純物を取りのぞくことも可能です。余計な物をなくした蒸留水は雑味がなく、まろやかな印象になります。
また蒸留水にすることで水道水独特のイヤな臭いがなくなるため、すっきりと飲むことができます。
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